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リメイクホームは屋根の下地処理にこだわっております！それは一番基本であり、一番大事な作業だからです。
今日は屋根下塗りについてお話していきたいと思います。
このページで分ること
屋根下塗りについて
瀬戸市で築20年以上経過したA様の屋根塗装を行っております。
こちらのお家は塗装をした事が今までありませんでしたので、洗浄後に屋根の既存塗膜が剥離してしまい、真っ白の状態になってしまいました。
洗浄前
洗浄中
黒くなっている所は既存塗膜にコケ・カビ等が付着しています。洗浄前と後では屋根の状態が一目瞭然ですね(^^
洗浄後
洗浄はじっくり時間かけて行う必要がある工程です。早い業者さんだと１～2時間という話も聞きますが、その倍以上の時間を掛けないと本来いけない工程になります。屋根の先端に付いているコケ等も丁寧に洗浄していく必要があるからです。洗浄は本来すごく時間のかかる作業なんです！
洗浄後屋根が真っ白になりました。その後、日本ペイントのファイン浸透造膜シーラーを塗布していきます。ここで、浸透造膜シーラーを弊社が使用するのは、含浸性（がんしんせい）が優れている点や造膜した際に仕上がりが綺麗になるからです。
※日本ペイント「ファイン浸透造膜シーラー」は、ターペン可溶（弱溶剤）２液形のエポキシ樹脂を主原料とした、浸透タイプのシーラーです。※浸透タイプのシーラーには素地の補強効果があります。なおエポキシ樹脂は水廻りにも使用が出来る樹脂で高密着効果があります。これらのことからファイン浸透シーラーは痛んだ下地にしっかり含侵固化し（補強効果）・素地との密着性と上塗り材との密着性を高める下地調整剤に必要不可欠な機能を持っていると言えます。
更にファイン浸透シーラーを下地にしっかり含侵させることで塗膜の造膜効果も期待出来るので上塗り材を余分に塗布する必要が無くなります。大幅なコストダウン効果も得られます。更にファイン浸透造膜シーラーは、住宅用化粧スレート屋根材以外にも塗料の吸込みが激しいスタッコ調や、リシン吹き模様の外壁にも最適な下地調整材です。ただしファイン浸透シーラーは粘度が少ない為ヘア―クラック等の細かいひび割れが素地にある場合は別途コーキングや微弾性フィラーといった補修用の下地調整を組み合わせて塗布することが必要な場合もあるので覚えておいて下さい。
←スタッコ調模様 
←吹付リシン
下塗り１回目
屋根の塗料吸い込みが激しく、塗装しても「濡れ色」になりません。塗装してないような感じがしますが、これでも下塗りをしております( ^^)
下塗り2回目
屋根の色が「濡れ色」になりました。全体がこの濡れたような色になるまで塗装を重ねる必要があります。特に築年数の経過したお家、劣化が激しいスレート瓦には必須です。場合によっては下塗りを3回～4回以上重ねる必要もあります。この下塗りを惜しみなく行う事が塗装後の艶を良くする為の秘訣です。
中塗り後
上塗りの後
本当に綺麗になりました！屋根の塗装は本当に大変です。こちらの屋根形状は切妻屋根なので、比較的塗装しやすい屋根形状ですが、屋根塗装は腰が本当に辛い作業なんです(*_*;
職人さん本当にお疲れ様です!(^^)
A様本当にありがとうございました！
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