先日、瀬戸市にお住まいのお客様より、築28年が経過しているお宅の外壁塗装と屋根塗装のお見積もりのご依頼を頂きました。
このお宅は、何度かメンテナンスをご検討されていたようですが、タイミングが合わず、今回ようやく再度ご検討されることになりました。
外壁の状態と課題
外壁にはサイディングが使用されており、築年数の経過とともに劣化が進んでいる状態です。
特に外壁に触れると白い粉が手につく「チョーキング現象」が見られました。この現象は塗膜が劣化し、防水機能が低下しているサインです。
さらに、シーリング（コーキング）には亀裂が入り、特にサッシ周りに打ってあるシーリングにも同様の亀裂が見られました。サッシ周りのシーリングに亀裂が入ると、そこは雨水が侵入しやすい箇所のため、雨漏りが発生するリスクが高まります。このような状態が続くと、家全体の耐久性に影響を与える可能性があるため、早急なメンテナンスが必要です。
また、外壁の帯部分には腐食が確認されました。下地処理をして塗装を行うことも考えられますが、腐食が進んでいる場合、塗膜が剥がれる可能性があるため、板金工事による補修をご提案する予定です。
チョーキング
シーリング
サッシ周りのシーリング
帯の腐食
屋根の状態と提案
屋根はスレート屋根で、全体的に色褪せが目立っており、苔やカビも発生している状況でした。
このまま放置してしまうと、屋根材自体の劣化が進み、雨漏りなどの大きな問題に繋がる可能性があります。
特に築28年が経過していることを考慮すると、単純な塗装による補修だけでは不十分な場合があり、屋根全体のメンテナンスとして屋根カバー工法をおすすめしたいと考えています。屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ねて設置する工法で、工期が短く、廃材処理のコストを抑えることができるため、築年数の経過したお宅には最適な方法です。
屋根の状態①
屋根の状態②
今回のご提案
お客様には、外壁の塗装と屋根カバー工法のご提案を行う予定です。
外壁塗装に関しては、耐久性の高い塗料を使用し、シーリングの打ち直しを含めた全体的なメンテナンスを行います。また、腐食が進んでいる帯部分については板金工事を施し、見た目の美しさと耐久性を両立させることを目指します。
屋根については、苔やカビが発生していることから、カバー工法による新しい屋根材の設置を行い、長期的な耐久性と防水性を確保する計画です。これにより、今後の雨漏りや屋根材の劣化によるトラブルを未然に防ぐことが可能となります。
最後に
瀬戸市のお客様のお宅は、築28年という長い時間が経過し、劣化が進んでいる状態でしたが、適切なメンテナンスを行うことで、さらに長く快適にお住まいいただけるようになります。
リメイクホームでは、お客様のお宅の状態に応じた最適な提案を心がけており、安心してメンテナンスをお任せいただけるよう努めています。外壁塗装や屋根塗装をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
吉田
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