［瀬戸市］外壁塗装・屋根塗装工事　K様邸

工事を依頼するきっかけ

こちらのお宅はお友達が当社にお願いすると良いよと紹介してくれたことがきっかけでお問い合わせ頂きました。

状況はというと築２０年のスウェーデンハウスというハウスメーカーさんが建築した住宅で、外壁を触るとチョーキングがかなり起きている状態でした。施主様もその点を特に気にされていた為、塗装工事をご検討することにされたのですが、ハウスメーカー以外に改修工事を依頼出来る会社が思い当たらないという状況だったようで、とりあえずハウスメーカーと別でもう１社と当社の３社でお見積りを比較検討されたそうです。

しかし調査の際に一番細かく見てくれたこととご提案が良かったことされに近隣のお友達の家がとても綺麗に塗装されていたことが決め手で当社に工事のご依頼をして下さいました。

工事を依頼する前の状態

実際現場にてお打ち合わせをさせて頂くと、外壁のチョーキングはもちろんシーリングと呼ばれる防水のジョイントにもひび割れや破断現象が起きており、かなり外壁の調査においてかなり劣化していると言える状態でした。また屋根に関してもモニエル瓦というコンクリート瓦が葺いてあり、同様にこちらもかなり痛んでいる状態でした。

施主様もそのことが気になっていたようで、当社がドローンを飛ばして屋根をしっかりチェックしてご提案させていただいことが良かったようで、屋根塗装の御提案もすんなり受け入れてくださいました。

また外壁塗装はお客様から既存と同色で塗装したいというオーダーと艶消しのデザインで塗装したいというオーダーの２点ご希望を承っていたので、水谷ペイントのナノコンポジットＷという商品をご提案させていただきお選び頂きました。

実際の施工風景

工事についてはまず初めに高圧洗浄をするのですが、今回のモニエル瓦はスレート瓦と違い、高圧洗浄をすると屋根瓦の１枚１枚の段差部分で水が大きく跳ね返り、水や汚れが近隣のお宅に飛散してしまう事故起きてしまいました。しっかり対策を立てて工事を行ったのですが、当日風が強かったことと、隣家の立地が施主のお宅より一段下がった場所に建築されていたことが要因でご迷惑をお掛けしてしまいました。

こういった場合当社ではまずは汚れを飛散させてしまったお客様にしっかり謝罪にお伺いし、汚れを責任もって掃除することをお約束させて頂き且つ施主様に事故を迅速に報告するようにしています。

この対応が隣家の方にも施主様にも誠意を感じたと仰っていただき安心したというお言葉を頂けました。

実際の作業においてはK様の屋根にはモニエル瓦が使用されていたことから、屋根塗装には特に特に気を付けて施工させて頂きました。というのもモニエル瓦には製造時に特別な着色塗料（スラリー）が施工されているのでいつも通りの屋根塗装をしてしまうと、スラリー層から塗膜が剥がれて来てしまいます。そのため高圧洗浄の時に特に時間をかけて旧塗膜や汚れを綺麗に洗い流す必要があるので、その工程をしっかり踏む必要があります。

それから超強力な下塗り材でモニエル瓦専用の下塗り材を塗布し施工させて頂きます。またスレート瓦と違い瓦と瓦の段差の小口部分にもしっかり塗料を乗せていかないといけない点も注意した点です。

こういった塗装時に気を付けないといけないポイントが多数あることからモニエル瓦の塗装は難しく気を使います。

そして外壁塗装についてですが、ナノコンポジットＷは艶消し塗料なので、いい加減な方法で塗装をしてしまうと艶が出る不具合が起きてしまうことが有るので、そうならないように１工程１工程ごとに丁寧に作業を行いました。

今回の施工の基本情報

お客様との写真