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【外壁材】ALCパネルとはこんな素材!特徴・メリット・デメリット

近年一戸建て住宅の外壁といえばサイディングボードが多くのシェアをとってるイメージですが、「ALCパネル」という外壁建材も広く使われています。

今回は意外と知らない人も多いALCパネルについて解説していきます。

 

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ALCパネルとは

ALCとはAutoclaved Light weight Concreteの頭文字を取ってALCと呼ばれています。

これは軽量気泡コンクリートということ。

このALCは100年以上の歴史があり欧州を中心に作られていた外壁建材です。

ケイ石、生石灰、セメントを混ぜ、気泡剤を加えることで気泡を作り、形成します。そのあとに10気圧の高圧蒸気窯で約10時間かけて焼き、軽量且つ強度の高いパネルに仕上げるという工程になります。

正直見た目ではコンクリートとは思えないです。

コンクリートのイメージとして現場で型に流して固めると想像する方が多いのではないでしょうか。

しかし、このALCは工場生産ができるため作業中のトラブルがなくムラのない品質で出荷することができるのが大きな特徴です。

 

ALCパネルの特徴

断熱性

断熱性に優れ、外気の温度変化に室内が影響を受けずらいという点があります。

ALCには内部に気泡を含み、この気泡が空気の層を作ってくれます。

空気の層で外部からの熱を断ち暮らしやすい温度を保つのに一役買ってくれます。

つまり、エアコンの使用率を減らし、また使用効率を上げてくれるということで節電効果も期待できます。

 

遮音性

ALCパネルは内部に気泡があることで音を吸収する役割を果たしています。

道路の騒音、雨音、話声など室内に届く音を軽減させる効果があり、地下鉄の駅、マンションの間仕切りなどにも採用されています。

静かな住環境を確保できますが、完璧な防音ではないことはご承知ください。

 

耐火性

ALCは国土交通省の認定を取得するくらい耐火性に優れた素材です。

火災が起きても燃えにくく、被害の拡大を防いでくれて、原料が無機質なため、燃えても有毒ガスが発生しないところも環境に配慮しています。

 

調湿性

四季がある日本において、調湿性を備えている素材は多くの場面で活躍します。

湿度の高い梅雨時期などは湿気を吸収し、乾燥する冬場は水分を放出します。

 

耐久性

ALCという素材自体の耐久性が高く長持ちするというのも特徴です。

適切なメンテナンスを行うことで大規模な張替えなどの工事をせずに長年持つと言われています。

このような特徴を備えているALCを採用する具体的なメリットとは何なのかを見ていきましょう。

 

ALCを採用するメリットとは

軽量且つ丈夫

ALCの最大の特徴は、コンクリートでありながら軽いという点です。

例えば、作業効率で考えてみましょう。

単純に外壁材が軽いというだけで作業効率は格段にアップします。

量が多くなればなるほど工期短縮、作業員の負荷軽減につながってきます。

当然そこの重さに負荷がかからない分、作業員のパフォーマンスも上がります。

また、耐震性で考えたときに外壁材が重ければ重いほど振動に対する負荷が建物にのしかかってきます。

つまり重ければ重いほど倒壊のリスクが高まるということで、結果的に、外壁材が軽いということは地震の揺れにも強くなることにつながります。

 

高機能・多機能

ALCパネルは耐火性・防音性・耐久性・断熱性など多くの機能を併せ持ち、且つ高機能であることが大きなメリットです。

つまり、火事や地震などの災害にも安心で、静かな空間を作り、快適な温度を保ちやすい住環境を提供してくれる素材であるということです。

 

ALCパネルの弱点

ここまでALCパネルについて多くの強みをご紹介してきましたが、弱点はないのかと言われるともちろんあります。

 

防水性

ALCパネルは調湿性のある素材であることをご紹介しました。

その一方で吸水性が高いということも言えます。

吸水性が高くなれば必然的に耐候性も低くなり、内部に水が浸水してしまった場合、気泡部分から病徴、ひび割れなどが発生し易く修復も困難なケースが多いです。

対策としては防水効果の高い塗装などがあげられます。

 

つなぎ目

ALCパネルはサイディングボードよりも小さく設計されています。

一般的なサイディングボードの幅が910~1000mmですが、ALCパネルは小さい305mmまたは610mmの規格になります。

そのため、どうしてもつなぎ目が多くなってしまいます。

つなぎ目はシーリング材を使用して埋めていきますが、吸水性の高いALCパネルはシーリング材が細ってくると水分が入りやすくなってしまい劣化が早くなるという可能性があります。

 

費用

多機能、高機能のALCパネルは他外壁材に比べ費用も高くなります。

価格の目安としては以下の通りになります。

窯業系サイディング:3,000円〜

金属系サイディング:4,000円〜

モルタル:5,000円〜

ALCパネル:8,000円〜

※業者や施工条件によって価格は変動します。

ALCパネルについてどのような素材かおわかりいただけたでしょうか。

他素材との比較などの参考にしてみてください。

 

対応可能エリア:
愛知県全域(尾張旭市・瀬戸市・長久手市・名古屋市守山区・日進市・春日井市など)

 

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