外壁の葺き替え、または新築での外壁材をお選びの方に、『タイル』という選択肢があります。
タイルと言えば高級感がある、高耐久といったイメージをお持ちかと思います。
近年の考え方として、多少価格は上がっても、長い目で見て
・メンテナンスが先に延ばせる
・塗り替え不要
・メンテナンスフリー
などといった商品に人気が集まっています。
ガルバリウム鋼板などの商品も人気がありますが、まだまだタイルを使用するハウスメーカーや工務店もあります。
まずはタイルとはどのようなものなのかをしっかり把握していきましょう。
タイルとは
タイルとは粘土やその他の無機質な原料を形成して高温で焼成された板状の不燃材料のことです。
つまり、外壁の敵とも言える雨や風、日差し、または雪などの影響を受けにくい材質です。
無機質なので天然の素材からつくられているため、金属、ガラス、鉱物などがありますが、素材自体の劣化が限りなく少ないです。
そのため高耐久と言われています。
耐久性パフォーマンス
タイルの最大の特徴である耐久性の高さはそれぞれの場面で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
耐傷性
まずは外部からの衝撃に傷がつきにくいという点です。
一般的な外壁材では風による砂やほこりで傷ができたり、その傷に汚れが付着して劣化スピードが早くなりメンテナンスが必要といったことがあります。
しかし、タイルでは素材が強固なので外部からの傷に非常に強く、汚れに対しても目立つ原因を軽減させてくれる特徴があります。
例えば、サイディングでは鋭利なもので擦ると傷が著しく残ってしまうのに対して、タイルではほとんど気にならない程度の強さがあります。
耐水性
タイルは焼成温度によっていくつかの種類に分類されますが、どれも吸水率が低いです。
つまり、梅雨時期などの雨季や台風、暴風などの水に対する影響をほとんど受けることがありません。
特に耐水性のパフォーマンスが発揮されるのは磁器質という1300℃の高温で焼成されたタイルです。その吸水率ななんと1%以下になります。
サイディングやモルタルなどの外壁材は雨により吸水し乾燥することを繰り返し伸縮し、劣化速度を早めるため、結果的に定期的なメンテナンスを行わなくてはなりません。
耐候性
タイルというのは自然素材(石や粘土など)で形成されている。
性質も自然にある岩などと同じということになります。つまり経年劣化が非常に少ない素材ということです。
一般的な塗装の外壁と比較しても劣化速度、色褪せ変色など40年後もほとんど見られないのが特徴です。
「メンテナンスフリー」という言葉が使われるのはこの性質があるからです。
また、美観を保つという点でも劣化、変色がないのは大きな要素になります。
耐汚性
タイルの外壁の表面というのは水の膜で覆われています。
つまり親水性機能の備わった外壁ということになります。
簡単にいうと雨に当たると汚れが落ちるというようなイメージです。
上記でご紹介したように他外壁材でハイドロサーモのような塗料を塗ることで親水性の効果を得られるという選択肢もあります。
塗料でなくタイルで親水性がいいメリットとしてはクリーニングです。
親水性機能が備わっていることで永続的にその効果が期待できますし、耐傷性も備わっているので汚れを取る際も安心してお掃除ができます。
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