周りの住宅を眺めてみると、ブラウンの外壁のお家をよく見かけると思います。
外壁の色で、ホワイト.ベージュ系.グレー系に続き、時代や流行を問わず人気の色がブラウン系です。
ブラウンは木の色や土の色といった自然の色ですので、周りの景色ともうまく溶け込みますし、ナチュラルで落ち着いた外観に仕上がります。特に近年では、サスティナブルやエコロジーなど、人々の自然や環境問題への意識も高まっている傾向にあり、外壁のみならず、自然の色や、落ち着きのある色が人気となっています。
外壁の塗り替えをお考えの方の中でも、すでにブラウン系の外壁を検討している方もみえると思いますが、一言でブラウンといっても、明るめのブラウン.暗めのブラウン.赤みのブラウン.黄みのブラウンなどなど、色の種類がたくさんあります。同じブラウン系でも、選ぶ色味によっては外観の雰囲気がガラッとかわりますので、色選びに悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は外壁塗装をする際のブラウン系の色選びのポイントや、ブラウンをアクセントカラーとしてうまく取り入れる方法を施工事例と一緒にご紹介したいと思います。
このページで分ること
ブラウン系の外壁 人気の理由！
ブラウン系の外壁は、いつの時代でも変わらず人気のあるカラーですが、その人気の理由には、
・汚れが目立ちにくい。
・自然の色なので周りの景観との調和が取りやすい。
・シンプルで落ち着いた色なので流行に左右されにくく、飽きが来ない。
・高級感がある。
という点があげられます。
ブラウンの色の種類
リメイクホームの標準色の中でも、ブラウン系の色は何種類かあります。
見ていただいてわかると思いますが、明るさや色味の違いによって、当社でもこれだけの種類のブラウンがあります。ブラウン系の外壁に決めたものの、これだけの種類の中から色を決めるのはとても難しいと思います。
では、どのようなポイントに気を付けてブラウンを選べば良いか、詳しくご紹介していきます。
暗めのブラウンと明るめのブラウン、仕上がりのイメージはどう違う？
まず、ブラウン系から色を選ぶ際に、おおまかに、濃い(暗め)のブラウンか明るめのブラウンかを決めていくと良いと思います。色の明るさによって、仕上がった後の外観のイメージは違ってきます。では、暗めのブラウンと明るめのブラウンではどのようにイメージが違うのでしょうか。
暗めのブラウン
チョコレートやコーヒーブラウン、ビターブラウンのような暗めのブラウンを外壁にすると、高級感や重厚感のある外観に仕上がります。しかし、汚れの目立つ色の黒色に近い色になるため、砂埃等の汚れは目立ちやすくなってしまいますので注意が必要です。
既存のサッシの色が明るい色(ホワイトやシルバー)の場合には、ハイコントラストのメリハリのきいた外観になり、ブラウンがより引き立ちます。また、サッシが暗い色(ブラックやブラウン)の場合には、ワントーンの落ち着いた、重厚感のある外観に仕上がります。
【暗めのブラウンの外壁×明るめのサッシ】
暗めのブラウンの外壁×暗めのサッシ
明るめのブラウン
グレージュやカフェオレ・ハイブラウンのような明るめのブラウンを外壁にすると、ナチュラルで温かみのある雰囲気に仕上がります。既存のサッシの色が明るい色(ホワイト・シルバー)の場合は、さらに優しい雰囲気の外観に仕上がりますし、逆に暗い色(ブラック・ブラウン)のサッシに合わせると、全体的に引き締まった、落ち着きのある外観になります。
明るめのブラウンの外壁×暗めのサッシ
明るめのブラウンの外壁×明るめのサッシ
大人気のツートンカラー！ブラウンと相性の良いカラーは？
外壁で、近年とても人気なのがツートンカラーの外壁です。他のお宅と同じような外壁になるのを避けたい方は、色の組み合わせによって個性を出すことができます。また、外壁の一階部分と二階部分とで色を塗り分けたり、ベランダ部分の外壁だけ色を塗り分けたりと、どの面を塗り分けるかによってもコーディネートの幅がとても広がります。
このツートンカラーでも、ブラウン系の色を取り入れる方がとても多く、人気の色となっています。
では、ツートンカラーの外壁でブラウンとどのような色とを組み合わせるのが良いのでしょうか。ブラウンと相性の良いカラーと、コーディネートのポイントを見ていきましょう。
ブラウン×ホワイトのツートンカラー
ブラウンとホワイトの組み合わせはとても相性がよく、どんなブラウンとでもうまくまとまります。ブラウンの色を引き立たせ、スタイリッシュな外壁に仕上がります。
ブラウン×ベージュ
ベージュもブラウンとの相性がよく、人気のある組み合わせです。ベージュは、ブラウンと同系色ですので、全体的によく馴染み、うまくまとまります。また、サッシの色も選ばず、どんな色のサッシでも、ブラウンとうまくコーディネートすることができます。
ブラウン×ブラック・グレー
ブラウンとブラック・グレーも相性が良く、重厚感のあるかっこいい外観に仕上がります。
重たい印象になりがちですが、明るめのブラウンを選ぶことで、うまくまとまります。
ブラウン×ブラウン系
ブラウン系同志の組み合わせも、とても相性がよく、コーディネートしやすいと思います。
明るめのブラウンと暗めのブラウンを組み合わせると、メリハリのある外観になりますし、近い明るさのブラウンで組み合わせると、全体的にまとまった雰囲気の外観に仕上がります。
おすすめ！ ウッドアクセントカラーとしてブラウンを取り入れておしゃれな外観に！
外壁塗装のブラウンの取り入れ方でとてもおすすめなのが、木の色(ウッドカラー)のブラウンをアクセントカラーとして取り入れる方法です。ここ最近では木目の外壁もよく見かけますが、もともと木目ではない外壁を木目に塗装することは難しく、コストもかかってしまいます。そこで、外壁の一部分だけを、木の色に近いブラウンにすることによって、温かみのある、おしゃれな外観に仕上げることができます。玄関周りや、軒天(外壁よりも出ている屋根の天井部分)に、アクセントとしてウッドカラーを取り入れるのが、おすすめです。
リメイクホームでは、メープル・チーク・マホガニーという、木の色を標準色としてご用意しております。メープルとは楓の木のことで、色は、黄みのある明るめのブラウンです。
チークとは、高級家具などにも使われる木材で、色は、黄みのあるブラウンで、メープルに比べて、暗めの落ち着いたブラウンです。マホガニーも、チークと同じく、高級家具に使われる人気のある木材で、色は、赤みのあるブラウンです。アクセントカラーに、メープルのような明るめのウッドカラーを取り入れると、ナチュラルで優しい雰囲気の外観に仕上がります。また逆に、マホガニーのような暗めのウッドカラーを取り入れると、高級感のある、落ち着いた雰囲気の外観に仕上がります。
上級者編！色味の強いカラーとのコーディネート
赤・黄色・緑・青など、色味のある色(有彩色)とブラウンとのコーディネートは難しいと思われている方が多いと思います。小さい面積のもののコーディネートであれば個性的な配色として取り入れられることも少なくはないのですが、外壁のような大きな面積のものだと、視界に入る面積が大きい分、より色が鮮やかに見えてしまいます。ですが、うまくあわせれば、他の家と差のついた、目を引く外観に仕上がります。色味のあるカラーと合わせるときのポイントは、色どうしの明るさや、鮮やかさを揃えることです。
上の図のように、鮮やかさと明るさを揃えると、異なる色味でも全体的にうまくまとまります。
まとめ
いかがでしたか。ブラウンにもさまざまな色があり、その色によって外観の雰囲気も変わります。また組み合わせる色や、取り入れる外壁の場所によってもナチュラル・シンプルからスタイリッシュ・モダンまで、どのようなテイストにも合わせられるのがブラウンの魅力です！ブラウン系の外壁をご検討せれている方はぜひ今回の記事を参考に、色選びを楽しんでください！
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