今回は、瀬戸市で施工させていただいたALC外壁のお宅での外壁塗装と屋根塗装の事例をご紹介いたします。
この施工では、エスケープレミアムシリコンと快適サーモSiを使用しました。ALC外壁についての情報や、その注意点も併せてお伝えいたします。
ALC外壁について
まず、ALC外壁についてご説明します。
ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)は、日本語で「高温高圧養生された軽量コンクリート」を意味します。この素材は、軽量でありながらも高い強度を持ち、優れた断熱性能と防火性能を兼ね備えています。
ALCパネルは、住宅、商業施設、公共施設など、さまざまな建物に広く採用されています。その最大の特徴は、断熱性が高く、外部からの熱を遮断し、室内の温度を安定させることができる点です。
ALC外壁の注意点
ALC外壁にはいくつかの注意点があります。
第一に、ALCは多孔質で水分を吸収しやすい性質があります。これにより、定期的な防水メンテナンスが必要となります。
防水性を維持するためには、適切な塗装が重要です。また、ALCは塩害や酸性雨にも弱いため、特に海岸近くや工業地帯では注意が必要です。これらの環境では、定期的なチェックとメンテナンスが欠かせません。
使用商品について
今回の施工では、外壁にはエスケープレミアムシリコンを使用しました。
この塗料は、耐候性と防水性に優れており、長期間にわたって外壁を美しく保つことができます。さらに、汚れにくい特性を持っているため、メンテナンスの手間も軽減されます。
エスケープレミアムシリコンは、低VOC(揮発性有機化合物)仕様であり、環境にも優しい塗料です。
屋根には快適サーモSiを使用しました。
この塗料は優れた遮熱性能を持ち、夏場の屋根の温度を下げることで、室内の温度上昇を抑え、快適な住環境を提供します。耐久性にも優れており、長期間にわたって屋根を保護することができます。
工事内容
施工は以下の手順で行いました。
1. 足場の設置と養生
まず、足場を設置し、塗装作業中に汚れが周囲に飛散しないようにしっかりと養生を行いました。
2. 下地処理
外壁のシーリング部分の補修を行いました。ALC外壁の場合、シーリングの増し打ちという施工方法を採用します。
シーリングは外壁の継ぎ目や窓枠の周囲などに使われるゴム状の材料で、建物の防水性を高める重要な役割を担っています。施工前にシーリングが劣化している部分を確認し、既存の上から新しいシーリング材を増し打ちしました。
これにより、隙間からの水の侵入を防ぎ、塗料の性能を最大限に引き出すことができます。シーリングの補修は、建物の耐久性と美観を保つために非常に重要です。
3. 高圧洗浄
次に、外壁と屋根の表面を高圧洗浄でしっかりと清掃しました。これにより、古い塗膜や汚れ、コケなどを除去し、新しい塗料の密着性を高めます。
4. 下塗り
外壁にはエスケープレミアムシリコンの下塗りを行い、屋根には快適サーモSiの下塗りを行いました。下塗りは、上塗り塗料の密着性を高める重要な工程です。
5. 中塗り・上塗り
下塗りが乾燥した後、外壁と屋根にそれぞれ中塗りと上塗りを行いました。これにより、塗膜の厚みが確保され、耐久性が向上します。また、仕上げの塗装によって、美しい光沢と色合いが実現しました。
6. 仕上げと検査
最後に、足場を解体し、周囲の清掃を行いました。その後、施工の最終検査を実施し、お客様に満足いただける仕上がりを確認しました。
まとめ
瀬戸市での外壁塗装を行わせて頂いたお客様のお宅をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
リメイクホームでは、各種外壁材に対応した塗装サービスを提供しており、お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案いたします。ALC外壁のメンテナンスや塗装についてお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
皆様のご連絡をお待ちしております。
吉田
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