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窯業系サイディングには塗装が必要!?窯業系サイディングについて解説

外壁に窯業系サイディングが使用されている場合、「外壁塗装は必要なのか?」「窯業系サイディングの塗り替えはいつ行うべきか?」「外壁塗装にはどれくらいの費用がかかるのか?」など、多くの方が疑問を抱くことでしょう。

そこで、今回は窯業系サイディングについて詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、窯業系サイディングについて理解を深めることができます。

 

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窯業系サイディングとは

横張サイディング

縦張サイディング

窯業系サイディングは、セメント質原料と繊維質原料などを混ぜ合わせた防火性と耐震性に優れたボード状の外壁材のことを指します。

今では数ある外壁材の中で多くの戸建住宅やアパート・公共施設で使用されています。

この窯業系サイディングは、耐震性と防火性に優れているだけではなく、木目調やタイル調・レンガ調などといったデザインが豊富なのも多くの人から選ばれる理由の一つです。

また、少し前までは12mmといった厚さの窯業系サイディングが主流でしたが、今では25mmといった分厚い窯業系サイディングも販売されています。しかし、厚さが重要というわけではなく、戸建て住宅においては14mm〜16mmの窯業系サイディングが扱いやすいことから多く使用されています。

 

窯業系サイディングは塗装が必要?

結論から申し上げると窯業系サイディングには定期的な外壁塗装が必要です。

冒頭でお話ししましたが、窯業系サイディングは防火性と耐震性に優れた外壁材です。また、防水性も優れていますが、日々の紫外線や雨風などの影響を受けることにより少しずつ劣化していきます。新築時には外壁材の表面に防水加工が施されていますが、年数が経過するとその防水機能は低下し、外壁材が雨水などを吸収しやすい状態になってしまいます。そのような状態で放置してしまうと、窯業系サイディングに亀裂が入ったり変形したりする可能性があります。

定期的に計画的な外壁塗装を行うことで、窯業系サイディングの美観はもちろん、防水機能を維持する必要があります。

 

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窯業系サイディングにこんな劣化が見られたら塗装のタイミング

窯業系サイディングは、築10年を目安に外壁塗装をすることが推奨されています。日々の雨風や紫外線の影響を受け、少しずつ劣化が進行しています。

では、窯業系サイディングにどのような劣化が見られたら塗装のタイミングなのでしょうか?以下に傷みの兆候をご紹介します。もし以下のような傷みが見られた場合は、速やかに業者に相談することをおすすめします。

 

1.チョーキング現象 

チョーキング現象とは、窯業系サイディングの表面の塗膜が紫外線や雨風などにより劣化し、外壁表面に塗膜の防水が浮き上がっている状態のことを指します。

外壁表面に塗膜が浮き上がっている状態では、指で外壁を触った際にチョークの粉が付着します。

この指に付着した粉の量によって、塗膜の防水がどれだけ劣化しているかを確認することができます。ですので、外壁を触ってみて指に少しでもチョークの粉がつくようであれば、外壁塗装の検討を始めることをおすすめします。

※指にべっとりと付着する場合は、早めに外壁塗装を検討した方が良い状態です。

ですので、外壁の防水塗膜をチェックする際には、外壁を触ってみましょう。

 

2.外壁の浮き・反り・変形

防水機能が低下した窯業系サイディングは、雨水や湿気などを吸収してしまいます。

また、晴れた日には吸収した雨水や湿気が乾くことを繰り返し、これによって窯業系サイディングが浮いたり反ったりして外壁が変形してしまいます。

変形した外壁材は外壁塗装だけでは簡単に元の状態に戻すことができず、建物の美観が損なわれてしまいます。

放置してしまうと、外壁に欠損が生じる可能性も考えられますので、素早くメンテナンスを行う必要があります。

 

3.外壁にひび割れ

外壁にひび割れが見られる状態では、早急な手入れが必要となります。

建物が揺れることで窯業系サイディングにひび割れが発生するという理由もありますが、ひび割れは外壁の防水塗膜の劣化からも生じます。

外壁の表面にひび割れが発生している場合は、早めにメンテナンスを行いましょう。放置するとひび割れが外壁の奥まで広がり、最悪の場合、欠損してしまう可能性もあります。

 

4.シーリングの劣化

窯業系サイディングでは、外壁と外壁の間に板間目地と呼ばれる部分やサッシ周り(窓回り)などにゴムのような素材のシーリングが施されています。

シーリングに劣化が見られる場合は、早急に補修を行うことが重要です。

特に板間目地と呼ばれる部分に関しては、シーリング材が面している外壁の側面は新築時から防水加工が施されていないため、雨水などが当たると外壁材がその雨水を吸収してしまう状態になります。外壁が雨水を吸収することでさまざまな損傷が生じ、また外壁の内部を傷める原因ともなります。

早急なメンテナンスをおすすめします。 

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窯業系サイディングの塗装相場は?

ここまでに窯業系サイディングには外壁塗装が必ず必要ということをご理解いただきました。

では実際に外壁塗装を検討する際に、費用の面も気になる方が多いでしょう。

ここでは窯業系サイディングの外壁塗装にかかる費用についてお話しします。

結論から言うと、窯業系サイディングの外壁塗装には使用する塗料の種類や外壁の劣化状態などによって費用が異なるため、具体的な金額を断言することはできません。

例えば塗料の種類で比較すると

塗料の種類 耐久年数 相場
アクリル系塗料 3~5年 ~1500円/㎡ 
ウレタン系塗料 5~7年 1500~200円/㎡ 
シリコン系塗料 7~10年 3000~4000円/㎡ 
フッ素系・無機系塗料 20~年 4000~5000円/㎡ 

この表を見ると、耐久性が長くなるほど費用も高くなることが分かります。

一般的に、窯業系サイディングの外壁塗装の相場は100万円前後や100~150万円程度と認識されていますが、上記の表からも分かるように、選ぶ塗料によって費用が異なることが示されています。

さらに、同じ窯業系サイディングの建物でも塗る面積やシーリングのメーター数などが異なるため、自分の建物における実際の費用を知りたい場合は、業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

リメイクホームでは、見積もりを無料で提供しております。

 

まとめ

窯業系サイディングは、多くの戸建住宅で使われている防火性や耐震性に優れている外壁材です。

また防水性にも優れている外壁材ではありますが、紫外線や雨風の影響によって外壁材が傷んでしまいます。外壁材が傷むことによって外壁材の変形やひび割れなどが見られるようになるので、定期的に外壁塗装を行うことが大切です。

窯業系サイディングに傷みが見られる場合は、一度業者に調査依頼をして外壁塗装を検討することをおすすめします。

 

対応可能エリア:
愛知県全域(尾張旭市・瀬戸市・長久手市・名古屋市守山区・豊田市など)

 

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