外壁塗装を業者に依頼したら工事が着工する前までにどんな色で塗装をしていくのか色の打合せを行わなければいけません。
自分の気に入る色にしたい！イメージが変わる色にしたい！汚れが目立たない色にしたい！など様々なご要望があります。
そこで今日は【汚れが目立たない色】について詳しく解説していきます。
外壁塗装の色決めの参考にしてくださいね。
このページで分ること
外壁が汚れてしまう原因
まずは外壁に見られる汚れについてご紹介したいと思います。
１．雨筋汚れ
雨筋汚れは窓回りに見られることが多くあります。
これは外壁についた汚れが雨水と一緒になって同じ場所を何度も流れ落ちることによって発生してしまいます。
外壁の種類によっては汚れがかなり付着してしまう事もあります。
対策としては、雨水が外壁に垂れ流れない様にサッシ下にツタワンDと呼ばれる水切りや水受けを取り付け、 直接外壁に雨水が垂れ流れない様にします。
そうすることによって雨筋汚れの軽減が期待されます。
２．コケやカビ
湿気や雨水などが溜まっている場所にコケが発生してしまったり、外壁に凹凸がある場合その凹凸に雨水が溜まりカビが発生してしまったりすることで外壁が汚れてしまいます。
コケやカビは風通しが悪い場所に発生します。
これらの汚れはコケやカビ用の専用洗剤で綺麗に洗い流すことで綺麗になります。しかし洗い流す際にゴシゴシとたわしなどで洗い流すのはとても危険です。
無理に外壁をこすってしまうと既存の外壁防水塗膜が取れしまいますので、できるだけ自分で行わず塗り替え工事を行う際に施工してもらう業者に洗い流してもらいましょう。
３．空気中の汚れ
空気の中には目に見えていませんが排気ガスや埃、砂などで汚れていることから、外壁の表面に汚れがどうしてもついてしまいます。
対策としては高圧洗浄時に丁寧に汚れを洗い落とし、汚れが目立たない色で塗装をしてあげましょう。
その際には雨水で外壁に付着した汚れが洗い流れる機能を持つ塗料を施工することをおすすめします。
汚れが目立たない外壁色・汚れが目立つ外壁色とは？
汚れが付着する原因について知って頂けたと思います。
では外壁の汚れが目立たないような色・汚れが目立ってしまう色とはどのような色なのでしょうか？
次に詳しく色についてご紹介していきます。
汚れが目立ちにくい色
汚れの色（黄色や茶色系）と似た色を選択すると汚れが外壁と同化する為、外壁についた汚れが目立ちにくくなります。
グレー系
→ 施工事例はこちら
グレー系の色は一番汚れが目立ちにくいと言われている色です。
暗すぎず・明るすぎないと言った色でもあるため落ち着いていてクール・上品といった印象から人気があるカラーの１つです。
ベージュ・アイボリー系
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ベージュやアイボリー系も汚れが目立ちにくいと言われる１つの色です。
グレー系の色と比べると明るい色なので、家の雰囲気もパッと明るくなります。
落ち着いていて雰囲気が明るくなるという点では、オススメなカラーの１つです。
ブラウン系
→ 施工事例はこちら
ブラウン系の色はベージュやクリーム系と同様に汚れ色が同化する為目立ちにくい色と言われています。
ブラウン系はナチュラルな雰囲気を演出してくれるカラーなので温もりがある印象にしたいといった方におおすめです。
汚れが目立ってしまう色
続いて汚れが目立ってしまうカラーをご紹介します。
白系
→ 施工事例はこちら
白系の色は住宅の印象が明るくなり万人受けする為、多くの人が選ぼうとするカラーです。
しかし汚れやコケなどがつくと対策をしても目立ってしまいます。
外壁の色を白系にしたいという方には真っ白ではなく、少しグレーかかっていたり白や黄味がかったような白だったりを選ばれるのをおすすめします。
黒系
→ 施工事例はこちら
これまでの説明から黒系は汚れが目立ちにくいと思われるでしょう。
しかし黒をベースとした色は雨垂れと言った汚れが余計に目立ってしまいます。
雨垂れ汚れは窓下に発生することが多く、どうしても黒系の色にしたいという場合は雨垂れ汚れがよく発生する窓下にツタワン（水切り）と呼ばれる部材を取り付けるのをおすすめします。
サッシ用水切り
その他気を付けたい外壁色：原色系
原色と呼ばれる青系や赤系と言った色は、紫外線の影響により色褪せがどうしても目立ってしまう傾向があります。
また汚れも目立ちやすいとされていますので、原色に近い色を使って施工されたいという場合はグリーン系やイエロー系を選択されるのをおすすめします。
外壁を汚れにくくする方法
ここまでは汚れが目立ちにくい色をご紹介しましたが、そもそも外壁を汚れない様にする方法はあるのか？と疑問を持つ方に向けて解決方法をご紹介したいと思います。
１．汚れが付きにくい塗料を選択する
外壁について汚れを雨水で洗い流してくれるといった機能をもつ塗料があります。
このような機能を持つ低汚染タイプの塗料を使って施工をすることで外壁に汚れが付きづらくなることが期待できます。
２．汚れが付きづらい外壁材を選ぶ
外壁の種類によっては最初から汚れを付きにくくするタイプのタイルやサイディングボードが販売されています。
しかし必ずしも汚れが全く付着しないというものはありませんので、少しの汚れでも気になるという方は自分で汚れを拭き取ってあげましょう。
まとめ
外壁の汚れが目立ちにくい色についてご紹介しました。
原色系や白黒系はどうしても既存の色がしっかりしていることから汚れが目立ってしまったり、色褪せが激しかったりとしまう傾向にあります。
ブラウン系やグレー系などといった色は汚れの色と同化するので汚れが付着しても目立ちにくいということが言えます。また色の選択しだけではなく汚れが付きにくい低汚染タイプの塗料を使って施工することでさらに汚れを目立ちにくくすることが期待できます。
自分がしたい要望にあった外壁色を選んでくださいね。
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