「外壁をお洒落なツートンカラーにしたいけど、どのようなことに気を付けるべきか」
「外壁をツートンカラーにするなら、どのような配色がいいのか」
外壁塗装を検討している方の中には、このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁をツートンカラーにする際のポイントを紹介します。
このページで分ること
外壁塗装でツートンカラーにする際にはどのようなことに気を付ける?ポイントを紹介します!
*色は3色以内に抑えることがおすすめです!
外壁に家族が好きな色を入れることは良いことですが、3色以内にすることをおすすめします。
色の数が3つよりも多くなると、1つ1つの色は素敵でも互いに主張し合い、まとまりがないように見えてしまうのです。
外壁の色を選ぶためには3つのカラーに分けて考えましょう。
3つのカラーとは、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーのことを言います。
まず、ベースカラーです。
ベースカラーは、外壁のおよそ70パーセントを占める、塗装する面積が最も大きい色のことです。
お家の印象を決めるものですので、鮮やかな原色はあまり向いていません。
また、近隣の外壁の色と大きく異なる色を選ぶことは避けた方が良いでしょう。
次に、アソートカラーです。
アソートカラーは、外壁の25パーセント程度とベースの次に大きな面積を占める色です。
アソートカラーには、ベースカラーとアクセントカラーを中和し、安定した印象を与える役割があります。
最後に、アクセントカラーです。
アクセントカラーは、外壁のおよそ5パーセントを占める色です。
アクセントカラーは、全体の印象を引き締めたり、個性を出したりするための役割を持っています。
変化を出すための色ですので、慎重に決める必要があるでしょう。
どの色をベースカラーにし、どの色をアソートカラーにするかによって、同じ色を使用していても印象は変わります。
*色選びはどうすれば良い?ポイントは同系色を選ぶことです!
色を選ぶ際には、同系色を選ぶことがおすすめです。
色循環という、虹色の順番に赤紫色を加えたものをリング状に並べたものがあります。
同系色は、この色循環において隣り合っている色や近しい位置にある色のことをいいます。
例えば、ベージュ系の色を選ぶのであれば、明るいベージュと少し暗めのベージュを選ぶと良いでしょう。
同系色の配色にする最大のメリットは、まとまりが出ることです。
色味が似ていると、類似性を感じられるので全体の印象としてまとまりを与えることができるのです。
*印象がまとまらない時にはどうすれば良い?
色は選ぶことができたけれど、印象がまとまらずに困った場合にはセパレーションカラーを導入すると良いでしょう。
セパレーションカラーは、2色の間に境界線のように入れる色のことを指します。
2つの色の間に、別の色を入れることでそれぞれの色を独立して見せることができます。
セパレーションカラーによって強すぎる印象をやわらげたり、弱い印象を引き締めたりと色の見え方を調節してくれるのです。
セパレーションカラーを選ぶ際には、なるべく目立たない色を使用しましょう。
例えば、白や黒などの無彩色や低彩度色がおすすめです。
ツートンカラーにする際にはどのような色分けパターンがある?
ツートンカラーにする際の色分けパターンとしては、大きく3つのパターンが挙げられます。
まず、上下で分けるパターンです。
上下で分けるパターンは、最も一般的に使われるものでしょう。
このパターンでは、1階と2階の境など、階数に合わせて水平に分ける場合が多くなっています。
2つの色を調和させやすく、区切りやすいのが特徴です。
配色のポイントとしては、下の部分に当たる色を濃い色にすることです。
そうすることで、家全体を落ち着いた雰囲気に見せてくれます。
次に、縦にラインを入れ、垂直に分けるパターンです。
異なるカラーのラインを垂直に入れて分けると、スタイリッシュな印象を与えてくれます。
ポイントは、窓のサッシなどと合わせた配色にすることです。
全体的なカラーコーディネートを意識することで、よりお洒落に見えるでしょう。
最後に、ベランダやバルコニーなどのでっぱり部分で色を分けるパターンです。
建物にある凹凸を活かすことで、立体感を与え、個性のある建物にできるでしょう。
外壁をツートンカラーにすることで価格は高くなる?
外壁をツートンカラーにしても、多くの場合は単色と大きな金額差は発生しません。
通常、外壁塗装では、施工面積やどのような質の材料かによって値段が変わります。
そのため、単色の場合と大きな金額差は生まれないのです。
しかし、2色の内のどちらかの塗料を質のいいものを使うといった場合には、金額も高くなります。
また、レンガやタイルなどを使用する際にも、金額が高額になりやすい傾向にあります。
使用する材料や素材によって、施工の手間がかかってしまうためです。
予算が決まっている場合には、あらかじめ塗装会社に伝えておくと良いでしょう。
まとめ
ツートンカラーの外壁にする際には、色の数や系統に注意しましょう。
また、色の分け方次第で印象が変わるため、ご自身の理想的な色分けパターンを探すことをおすすめします。
当社では、外壁や屋根塗装などリフォームに関するご相談にお答えしております。
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