この記事を読んでいるあなたは、
- 外壁タイルに塗装が必要なのかについて知りたい
- 外壁タイルに塗装するメリットを知りたい
- 外壁タイル塗装の業者の選び方を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「外壁タイルに塗装が必要なのか、塗装するメリットや業者の選び方」などをお伝えしていきます。
外壁タイルに塗装が必要ない理由
外壁タイルは基本的に塗装によるメンテナンスが必要ありません。
なぜ外壁タイルに塗装が必要ないのでしょうか。
それはタイルの耐用年数が長く、塗装をすると元通りには戻らないという2つの理由があるからです。
それぞれの理由を詳しく紹介していきます。
ちなみに、外壁タイルのメンテナンスは、目地などが劣化するため10年に一度程度は必要です。
タイルの耐久性が高く耐用年数が長いため
外壁タイルは、土や石、砂を混ぜて1,300度という高温で焼いて生成した無機質の外壁材です。
原材料が劣化しにくい自然素材でできているため、タイル自体の耐久性も高くなります。
また、タイルの表面は非常に硬く、外壁を傷つける要因となる風に飛ばされてきた砂や埃にも強いのがタイルの特徴です。
一般的にタイルの耐用年数は約40年と非常に長いのですが、10年に一度程度のメンテナンスで問題はありません。
したがって、耐久性を高めるための塗装は必要ないということになります。
塗装をすると元に戻せないため
一度でも外壁タイルに塗装をすると、なかなか元には戻せません。
その理由は、タイルが塗膜でしっかりとコーティングされてしまうので、元に戻すために剥がそうとするとタイル自体が損傷してしまうからです。
塗装を剥がしても元の状態には戻らず、タイルがボロボロになるだけで何のメリットもありません。
タイルがボロボロになってしまったら再塗装しなければならなくなり、本来必要ないメンテナンスをする羽目になるので不経済であるといえます。
外壁タイルに塗装するメリット
外壁タイルに塗装の必要はないとはいえ、塗装するメリットはもちろんあります。
- タイル本体や目地が保護され耐久性が上がる
- 美観性を維持できる
上記の2点について詳しく解説していきます。
タイル本体や目地が保護され耐久性が上がる
外壁タイルを塗装することで、タイル本体や目地が保護されます。
タイル本体は劣化しにくいのですが、目地部分は劣化しやすい部分です。
目地が劣化すると、ひび割れが生じて雨水が入り、外壁の下地にまで影響が出ます。
タイル本体はもちろん、タイルの目地まで保護してくれるので、塗装メンテナンスは有効な手段なのです。
美観性を維持できる
外壁タイルを塗装することで、タイルが持つ美観性を維持できます。
外壁タイルはガラスと同じように無機質なので耐久性はとても高いので耐久性を高める塗装は必要ありません。
ただ、新築からしばらく経つと、外壁タイルに紫外線が当たって色あせが起こり、風で飛ばされてきた汚れや埃が付着して、見た目上の汚れが目立つのが気になる方もいらっしゃることでしょう。
外壁タイルに汚れが目立ってきた場合には、塗装によるメンテナンスが有効です。
外壁タイルの塗装費用
外壁タイルを塗装した場合の費用相場は、1平方メートルあたり約2,000円から5,000円です。
戸建住宅の平均的な大きさは約38坪であり、外壁の面積は約100平方メートルとなります。
1戸あたりの外壁タイルの塗装費用を諸費用込みで計算すると、約20万円から50万円です。
塗装費用は、塗料のグレードによって差が出ます。
最も安い塗料はアクリル塗料、最も高い塗料は無機系塗料です。
塗料の単価と耐用年数を考慮して選ぶとコストパフォーマンスもよくなります。
外壁タイルを塗装する際の注意点
外壁タイルを塗装する際の注意点は下記の通りです。
- 専用の塗料を使用する
- タイルのデザインを活かすならクリヤー塗装
- DIYよりも専門業者への依頼がおすすめ
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
専用の塗料を使用する
外壁タイルを塗装する場合には、タイル専用の塗料を使用することが重要です。
外壁タイルに適した塗料は、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機系塗料があります。
普通の塗料をそのままタイルに塗ってしまうと、せっかく塗ったにもかかわらず塗料の膜が剥がれてしまう恐れがあります。
これでは塗った意味がないので、もう一度塗り直すことにもなりかねません。
結果的に無駄な出費につながるため、外壁タイルの塗装に適した塗料であるか、缶などの容器に記載されている内容をしっかりと確認しておきましょう。
タイルのデザインを活かすならクリヤー塗装
外壁タイルを塗装する時は、タイルのデザインを活かすために透明なクリヤー塗装を行いましょう。
反対に色がついている塗料を塗装することはおすすめできません。
その理由は、色がついた塗料を塗ると、塗膜の剥がれやタイルの色あせが目立つからです。
透明なクリヤー塗装であれば、外壁タイルの美観を維持できる上にメンテナンスもできるというメリットがあります。
DIYよりも専門業者への依頼がおすすめ
外壁タイルの塗装はDIYで行うよりも、プロの専門業者へ依頼して施工してもらうのがおすすめです。
タイルへの塗装は特に難しく、素人がDIYで塗装するとかえって仕上がりが悪くなることがあるからです。
間違った塗料選びや施工手順によって、せっかく塗装したのに仕上がりが悪くて専門業者に頼んで再塗装してもらう羽目にもなりかねません。
外壁タイルの塗装は、知識や経験のあるプロの専門業者に依頼しましょう。
専門業者を選定する際のポイント
外壁タイルの塗装をプロの専門業者に依頼する場合のポイントは下記の通りです。
- 外壁塗装の実績が豊富な業者を選ぶ
- 相見積もりを取得する
それぞれのポイントについて、クリヤー塗装で施工した事例をご紹介します。
外壁塗装の実績が豊富な業者を選ぶ
リメイクホームで外壁タイルの塗装を行った事例をご紹介します。
尾張旭市 M様邸の事例
尾張旭市にお住まいのM様邸の事例です。
築年数は50年、塗装した外壁は外壁757㎡になります。
タイル全体がひび割れしており、亀裂の補修と壁全体に防水塗料を塗りました。
古くなっているので、壁自体の欠落やコンクリート部分の腐食も激しく、コンクリートを斫ったりシリーングで補修したりタイルを張り直したりしました。
全体としては、悪いところは補修できたと思います。
タイル面もALC面もキレイに仕上がりました。
施工期間は30日です。
[尾張旭市]外壁塗装工事 M様邸
尾張旭市 外壁塗装・屋上防水・ベランダ防水工事 K様邸の事例
尾張旭市にお住まいのK様邸の事例です。
出窓から雨漏りが発生しており、原因はタイル外壁の目地部分からの雨漏りでした。
セブンケミカルのセブンSを施工し、雨漏りを止めることが出来ました。
施工期間は60日です。
[尾張旭市]外壁塗装・屋上防水・ベランダ防水工事 K様邸
春日井市 外壁塗装工事 K様邸
春日井市にお住まいのK様邸の事例です。
築年数は20年、塗装した外壁は210平方メートルになります。
施工期間は20日間です。
こちらのお宅は注文住宅で、本物のタイルではありませんが、タイル調の外壁が使われており、その風合いを活かすためにクリヤー塗装を採用しています。
新築時の風合いを活かすことにこだわって施工し、お客様も丁寧に施工してくれたと喜んでいただけました。
[春日井市]外壁塗装工事 K様邸
相見積もりを取得する
外壁タイルの塗装をプロの専門業者に依頼する場合には、複数の専門業者から相見積もりを取得するのが有効な手段です。
複数の見積もりを見比べると、施工費用や施工内容が詳しく記載されており、どの業者に依頼するのがお得なのか一目瞭然になります。
他の業者にはない独自のサービスなど、業者の特色なども分かるので、業者を選ぶ際には相見積もりを最低でも3社以上から取得するのをおすすめします。
外壁タイルの塗装ならリメイクホームにおまかせください!
外壁タイルの塗装の方法やその費用と期間から塗装の注意点まで解説しました。
私たちリメイクホームは、愛知県を中心に屋根工事や外壁塗装、リフォームを手がけています。
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