大きなリフォームをする際によく考えなくてはならない窓の位置という問題。
みなさん当たり前のように南面の窓を設置していませんか。
南面は部屋を明るくしてくれる。温かくしてくれる。
などの知識はあるかもしれませんが、それがなぜかご存じでしょうか。
今回は南面の窓にフォーカスし、窓と生活の考え方を解説します。
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南面の窓
みなさんのリビングには南面に大きな窓がありませんか?
南は昼間の時間に日が入りやすく明るいイメージになります。
日中、休日などリビングで過ごすときに暗いのは嫌だなと思われる方が多いと思います。
南面の窓は昼間の明るさを演出するのに最適と言えます。
しかし、本当の良さはそれだけではありません。
日本には四季があり、それは太陽と大きく関係しています。
太陽は東から登り西に落ちるというのは一年を通して変わりません。
では、何が違うのか。それは太陽の南中高度です。
◆夏・・・日の出が早く、日の入りが遅い
◆冬・・・日の出が遅く、日の入りが早い
太陽は地球を廻っていますから
◆夏・・・日が高いところから差す
◆冬・・・日が低いところから差す
ということになります。
この法則からすると、南面の窓から入る日は
◆夏・・・高いところから差すから入りずらい
◆冬・・・低いところから差すから奥まで入る
ということになります。
つまり南面の窓の魅力は
◆夏の痛いほどの日差しを窓から受けにくい
◆逆に冬は暖かい太陽の光をたくさん吸収しポカポカした空間になりやすい
南面の窓の本当の魅力は季節に応じた強弱をつけることができるというところにあるのです。
南面以外の窓にメリットはあるのか
西の窓は西日のイメージが悪く夏暑くなる。
北の窓は日が当たらないからじめじめしやすい。
東の窓は午後寒い。
など、意外と南面以外の窓とのうまい付き合い方を知らない方が多いようです。
前述した基本的な考え方がわかれば窓の考え方が変わります。
先ほどの法則から皆さんの生活スタイルに合わせた窓の作り方を考えましょう。
生活スタイルが、朝型の人は東、昼型の人は南、夜型の人は西または、北
朝日を浴びてすっきり早起きしたい人は、東面の窓を大きくとることで朝日とともに起きることができます。
体のリズムを整えるのにも非常に良いでしょう。
逆に、夜勤が多く朝方帰ってきてゆっくり寝たいという方には東面の窓から日が入るのは極力避けたいですよね。
すぐに寝室の窓をリフォームというのが難しくても、東面に窓がない部屋で寝るのもいいかもしれませんね。
昼間自宅にお客さんを招いたり、教室を開いたりと日中仕事で外に出るということが少ない方は南面の窓をつかって快適な日を入れるのはどうでしょうか。
生活に当てはめてデザインしていみる
皆さんの先入観で窓を決めるよりも、自分や家族の生活を考えて窓の位置を決めてみるのはどうでしょうか。
日光というのは明るさだけでなく、健康面でも注目されています。
がん予防や、睡眠の質の改善、肥満予防からうつ病の改善まで様々な効果が期待されています。
朝になったら外に出て日を浴びることが大切というのはなんとなくわかっていると思いますが、生活が多様化している現代ではそれができない方もいます。
だからこそ生活スタイルに合った窓を選んでいくことが大切です。
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