外壁塗装の価格はいくらなんだろう???『何となく100万円くらいかな?』『全く見当もつかない』という方、様々いらっしゃると思います。
今回はお住いの住宅が新築から10年くらい経って、
『そろそろ外壁の塗り替えをしなければいけない』
と思っている方や、まだ10年経たないけど
『外壁にコケやカビ類が付着して汚れが気になる』
なんて方に向けて、費用がいくら必要なのか予想出来るような記事を書いてみたいと思います。
外壁塗装をする際に価格の計算で特に知っておいていただきたいことは、
塗装代だけでは価格の計算が出来ない
ということです。
外壁塗装をするには仮設足場が必要で、足場を組まなければ安全に丁寧な作業が出来ません。
それから下地処理!下地処理をせずに塗装をしてしまうと塗った塗料が剥がれたり、塗装をしても、その部分から雨漏りしたりする場合があります。
そして最後に塗装代として材料代と施工費です。これらの工程を合計することで価格を計算することが出来ます。
– POINT –
これらの費用がかかります!
仮設足場代の計算の仕方
例えば2階建ての場合、
家の外周の長さに高さ6mを掛けると足場の㎡が出てきます。
縦9m横7mの長方形のお宅とした場合、
外周32m×6m=192㎡
ということになります。
※この時出てきた192㎡を数量と呼びます。
足場の金額は、
数量×単価¥1,000/㎡
で計算すれば大体どこの会社でも工事は可能かと思います。
192㎡×¥1,000=¥192,000
※厳密には外周の外側に足場は建てるので1.2倍必要です
下地処理の計算の仕方
ひび割れの状態や量によって計算が変わる為、下地処理は高圧洗浄という工程のみ行った場合で計算しますが、数量は仮に192㎡から窓の面積を2割引いて155㎡とします。
155㎡×¥150=¥23,250
外壁塗装の計算の仕方
外壁塗装は塗料のランクによりそれぞれ価格と耐久年数が違ってくる為、先にそちらの説明をさせて頂きます。
塗料にはJIS規格A6909でキセノンウェザオメーター試験法(促進耐侯性試験)で光沢保持率80%を計測して耐侯性3種・2種・1種に振り分けます。
ここでは促進耐侯性試験の細かい説明は省略させていただきますが、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:塗料の耐久性について
塗料 | 耐侯性 | 期待耐久年数 | 単価 | 上塗り |
---|---|---|---|---|
アクリル | 3種 | 3~5年 | ¥2000/㎡ | 2回 |
ウレタン | 2種 | 5~6年 | ¥2300/㎡ | 2回 |
シリコン | 1種 | 6~10年 | ¥2500/㎡ | 2回 |
フッ素 | 1種 | 10~15年 | ¥3800/㎡ | 2回 |
先ほどの下地処理の数量に単価を掛けるとそれぞれの塗装の価格が分かります。
シリコン塗料なら、
155㎡×¥2,500=¥387,500
です。
足場代¥192,000
+
下地処理代¥23,250
+
シリコン塗装代¥387,500
||
合計¥602,750
シリコン塗装を30坪くらいのお宅に施工した場合は約60万円くらい必要なことが分かりました。
概算になりますが比較的簡単に価格を計算することが出来ます。
ただ塗装は付帯工事といって足場を組む前に障害になる物の移動や撤去・処分、洗浄以外の下地処理など様々な費用が他にかかる場合があるので、詳しい見積もりはやはり専門家に現地調査をして貰うことが必要だと思います。
見積例
こちらは30坪、塗装面積120㎡のお宅を塗装した場合の一例です。お家の状態や形状、作業環境により費用は異なります。
最後に
長くなりましたが当記事を読んでいただいて誠にありがとうございました。
最後になりますが、この記事を最後までお読み頂いたお礼に、そのことをお問い合わせ時におっしゃって頂ければ、特別なお値引きをさせていただきます‼︎
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