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名古屋市名東区で外壁塗装工事を行わせて頂いたお宅が完成しましたのでご紹介したいと思います。
このページで分ること
施工情報
BEFORE
AFTER
| 工事内容 | 外壁塗装・屋上防水 |
|---|---|
| 使用塗料 | 外壁：RHピュアフレックス無機 屋上：ウレタン防水 |
| 築年数 | ２８年 |
工事のきっかけ
今回、外壁塗装工事・屋上の防水工事をこちらのお宅様にはお任せ頂きました。
大手のハウスメーカーで建築したお宅なので、ハウスメーカーで工事を依頼しようか悩んでいたそうなのですがＴ様の知人で当社の顧客のＦ様に相談したとこと当社を紹介されたそうです。Ｆ様は1級建築士でＴ様からの信頼が厚かったそうです。
工事内容としては、既存の屋上に防水を掛け直すことと外壁塗装を塗り直すことの2項目で屋上の防水においては断熱性のあるタイルが敷いてあった為それを一旦撤去してから防水を掛け直して、断熱タイルを再度復旧するという内容でした。過去に一度他社で工事をしてもらったのですが、その時にこの断熱タイルを破損させてしまったことを報告せずに割れたまま復旧していたことがあったそうで、お客様としてはそういった不誠実な業者には工事を頼みたくないとういうのがハウスメーカーを検討した理由だそうです。
それとやはりハウスメーカー以外に当社1社だけの相見積もりでは価格の正当性が分からないということで当社以外にももう1社相見積もりを取られたそうです。
実際ハウスメーカーではない業者のお見積りの価格がかなり安かったようでかなり迷われたそうなのですが、お客様のご要望がしっかりやって欲しいということでしたので、Ｆ様のご紹介ということがやはり決め手になったそうです。
契約を交わした後にハウスメーカーと他社の見積もりを見せていただいたのですが、ハウスメーカーと当社の工事内容はほぼ同じでしたが、もう1社の業者の工事内容はかなりずさんな物で、価格は安いが内容が伴わない状態でした。具体的には外壁以外の付帯部の塗装が全く見積りに書いていなかったり為物の目地のシーリングについても補修のみ記載があるだけで具体的にどこ程度の規模で施工するなか全く記載が無かったりしました。
塗装は防水ではないのでシーリングを外壁やサッシの目地に施し外壁側でも防水をしないといけません。もし誤ってそちらの業者に決められていたと思うとゾッとしますね。
着工前のお打ち合わせ
Ｔ様のお家は鉄筋コンクリートの建物でメンテナンスさえ行えば100年保つと言っても過言ではないくらいしっかりした造りだとメーカーから言われていた為外壁塗装の塗料を当社で最も耐久性の長い無機塗装をご提案させて頂きました。
Ｔ様もご自宅のその部分に惚れこんでおられた為、この提案をとても気に入ってくださりこちらの塗料を選択されました。また色決めについても既存の建物のメリハリ等は特になく、1階から2階まで全て同じ色で塗装されていた為、これについても私が屋根のハチマキ部分（パラペット）だけ色変えられてはどうですかとご提案しこれについても是非それにしたいと喜んで受け入れてくださいました。
パラペット 施工前
パラペット 施工後
屋上については断熱タイルの復旧が課題で、過去に脱着を行っていることや年数的なこともあり、もしかすると工事のやり方に関わらす破損する恐れや不陸（水平にならない）が合わなくて、がたつきが出る可能性があることをご説明させて頂く必要がありました。そのことをしっかり説明しご理解をいただくことが重要で、これを説明することで工事に後ろ向きになられる恐れがありますし、他社に当社ならそんなことはないと言われてしまうことも多い為、説明の時はデリケートになります。
しかし誠実に説明をしたらＴ様は快諾してくださりこの点もクリーンになったので、クリヤーな状態で作業にはいることが出来ました。
実際の作業においては屋上防水の時にいくつか驚きがありました。
1回目のメンテナンスを行った業者様の工事で既存の断熱タイルの断熱材の破損が著しくそれを補正する為にタイル復旧時にモルタルを施工して不陸調整を行っていました。おかげで今回はそれを一旦全て撤去しないと防水工事が出来ない状態でした。
丁寧に脱着作業すればモルタルで不陸調整をする必要性はないのですが・・・
タイルの復旧も同様でモルタルを施工しないと不陸が調整できないことになり手間が2重・3重に掛かることになります。どの業者にも言えることですが、次回10年後にメンテナンスをする時のことも考えた施工を心がけて頂きたいですね。
※今回は施主様に次回のことも考えて不陸調整は無しで施工しました。
タイル・モルタル撤去後
ウレタン１層目
ウレタン２層目
ウレタン防水施工後
外壁塗装についても今回が初めての塗り替え工事ではなく何度かメンテナンスを行っていた為、特に目立った劣化は見られませんでしたが目地部分（亀裂誘発目地）にはシーリングを施工した形跡がなく一度もメンテナンスがされていなかった為今回は下地処理として高耐久のシーリング材を使って補修させて頂きました。
施工前
接着材塗布
シーリング打設
仕上げ
施工後
まとめ
誠実な工事をしようと思うとどこよりも安く請け負うということは難しくなります。
もちろん安く見積もる業者さんが当社は誠実な対応が出来ない業者ですとは言いませんし、不誠実に対応しようと思っているとはいいません。見分けるのは困難極まります。そこで私からお伝え出来るとしたら、出来ないことやデメリットをしっかり伝えてくれる業者の言葉をしっかり尊重することではないかと思います。
なんでも出来ますやれます保証しますという業者には注意が必要です。もちろん根拠や実績があれば別です。
お客様の方でしっかり内容を理解しメリットデメリットとご自身で精査することが後悔のないリフォームをすることに繋がりますので参考にしてみてください。
是非一度経年劣化が多くなる前にお家のメンテナンスをご検討してみてください。
Ｔ様、この度は有難うございました。
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