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クリヤー塗装の目地の補修について(化粧打ち)

今回はクリヤー塗装を行った場合のシーリングの化粧打ちについて詳しくご紹介させて頂きます。

では始めにシーリング工事の施工方法の種類について確認させていただきます。

 

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シーリング工事の種類

シーリングの補修方法には大きく分けて3種類の方法があります。

1つ目は既存のシーリングの上に新たなシーリングを施工する“増し打ち”又は“打ち増し”という方法です。

増し打ちは既存のシーリングの上に新たなシーリングを施工する方法です。

2つ目は既存のシーリングをカッターナイフ等で撤去してから新しいシーリングを打ち替える“撤去打ち替え”という方法です。

最後に通常お客様がイメージされている施工方法とは異なりますが、塗料を塗ってからシーリングの施工を行う“化粧打ち”という方法です。それぞれ

メリットデメリットがある為どれが良いとは一言では言えませんが、今回は特にこの化粧打ちについて詳しく説明させて頂きます。

クリヤー塗装時のシーリング工事

背景としては近年の住宅の8割ほどがデザイン性のあるサイディングを新築時に施工されている為、改修工事の際にそのデザイン性を活かした形を取りたいというお客様の要望が増えてきていることです。

今まではこのようなお客様の要望に応える為、多彩模様吹付塗装やダブルトーン工法という施工方法で工事を施工してきましたが、吹付けでの施工になり飛散のリスクを負ったり塗り手間が多いくコスト的な問題を負ったりする状況になり障害が多くあった為、単色塗装が主流になっていました。

ところが大手の塗料メーカー各社が、無色透明の塗料で高耐久性ある材料を開発したことで、コストや施工性の問題が大きく改善されお客様のこういった要望に応えやすくなりました。ただせっかくクリヤー塗装でデザインサイディングを活かすことが出来るのに多くのお客様がクリヤー塗装で失敗している現場を目撃した為この記事書きたいと思いました。

ではどういったことで失敗されているかというと、シーリング工事についての失敗を多く見かけました。

具体的には、クリヤー塗装をする時はシーリングを化粧打ちにしなければなりませんが、他社の施工でシーリングを先に施工して後から塗装する施工方法を行っていたり、サイディングのデザインの色にシーリングの色を合わせずに、一般的な色のシーリングを打設していたりしている現場を多く見かけました。

サイディングのでっざいんの色にシーリングの色を合わせていない

 

今回は私がもっとも大切だと思うクリヤー塗装の化粧シーリングについて詳しく皆様にご理解頂きたいと思い記事を書きました。

それではなぜクリヤーの時は化粧打ちにしなければならないのか等、大まかな注意点だけでも知っていただければと思います。

 

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注意点

まずクリヤー塗装の時はシーリングを化粧打ちにしなければならないと言いましたが、理由は通常の塗装とは違い、クリヤーの塗膜をシーリングの上に乗せると将来的にシーリングの部分が白化するという不具合がたびたび発生します。

原因はシーリングの上に塗装したクリヤー塗料がシーリングから剥がれて浮いていることが挙げられます。シーリングは塗料より柔らかい為、気候や温度の変化で膨張と収縮を繰り返し、塗膜がその伸び縮みに追従出来ない為ことからシーリングの部分のみが白化してしまいます。これではせっかくデザイン重視で行ったクリヤー塗装が台無しになってしまいます。

「じゃあクリヤー塗装なら化粧打ちで施工してもらえばいいんだね」と簡単に言いう方もいるかも知れませんが、そうは上手くいかないのが化粧打ちです。注意することがたくさんあります。しかもだれでも上手くできる訳ではありません。

もし失敗すると取り返しがつかない為今回はそのようなことにならない為にどのようなことに注意すれば良いのかご説明させて頂きます。

クリヤー塗装で化粧打ちを行うときに注意するべき3つのポイント

  1. シーリングの種類
  2. シーリングの色選び
  3. シーリングの施工をする職人さんの技術

1.シーリングの種類

シーリングの種類については、大前提として色の種類たくさんあるものと、シーリング材自体に耐侯性があるものを選ぶ必要があります。

デザインサイディングは種類が数百種類あるので合う色を、選択できなければならないからです。ホームセンターにあるシーリング材のように白、黒、茶、グレーなどのポピュラーな色しかないシーリング材では対応できません。またシーリング材自体に耐侯性が必要になります。

シーリング材の上に塗膜を着けない為、シーリング材が紫外線に直接あたってしまうので早く劣化してしまいます。これらの条件を満たしてくれるシーリング材はオート化学工業のオートンサイディングシーラント・オートンイクシードが代表的で専門業社が好んで使用しています。

当社もそのうちの1社です。他にもサンライズMSI社のH100やS70もとても使いやすくお勧めです。また余分な情報かも知れませんが、1成分系のシーリング材で低モジュラス及び応力緩和タイプのシーリング材が「日本窯業サイディング協会」から推奨されていますので知っている業者さんだと頼もしいですね。

2.シーリングの色選び

化粧シーリングの際の色の選び方について注意点をご説明させて頂きます。

クリヤー塗装の際のシーリングの色選びは、実は塗装完了後に行うのがベストです。外壁をクリヤーで塗装すると、色が変わらないからいつのタイミングで色を選んでも同じという方がいたらその方は素人営業マンです。

サイディングにクリヤー塗装をすると濡れ色になる為塗装前よりやや外壁の色が濃くなります。したがってその濃くなった色にシーリングの色を合わせる必要があり、塗装前に選んだ色だとシーリングの色がやや明るくなり浮いてしまうことが予想されます。

工程の段取り上塗装後に色を選ぶ余裕がない時は水を外壁にかけて濡れ色にしてから色選びをしましょう。

3.シーリングを施工する職人さんの技術について

シーリングの施工は外壁塗装とほぼ一体で付随しています。

その為外壁塗装を行う塗装職人さんがシーリングを施工することがほとんどです。でも実はほとんどのお客様は知りませんが、シーリングの施工を専門とするシーリング職人という職人が存在します。

しかもその技能を極める為の国家資格も有りシーリング職人と塗装職人では品質やスピード、どれをとってもシーリング職人の方が上です。もちろん塗装職人がシーリングまで施工した方が単価的には抑えられますが、一生で一回やるかやらないかの工事ですので、ちょっとでも品質が良い方がいいと思うのは私だけでしょうか。

クリヤー塗装の場合シーリングの仕上げが上手くないと塗膜が透明な為、出来栄えがそのままに全体の仕上がりに反映してしまいます。クリヤー塗装の場合は特にシーリングを美しく施工できる職人さんが、塗装を美しく施工出来る職人さんと同様に必要になります。

まとめ

今回はクリヤー塗装を行う場合の化粧シーリングに焦点をあてて記事を書きましたが、通常の色塗りをする塗装の場合でもシーリングの化粧打ちは有効性があるので、また機会を設けてそのことについても記事を書きたいと思います。

リメイクホームの外壁塗装工事では塗る技術はもちろんシーリング工事の技術にもこだわりをもっており、他社より綺麗で長持ちする塗装を心掛けております。もし東海地区で綺麗で長持ちする塗装をしたいというお客様がいらっしゃれば、是非リメイクホームにお問い合わせ下さい。当社の外壁塗装工事は塗装もシーリングも1級技能士が担当しており、仕上がり品質どれをとっても超一流ですので安心してお任せいただけます。

最後につたない文章ですが、最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

 

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