- 「愛知県で外壁塗装で使える助成金や補助金は?」
「外壁塗装で助成金や補助金を利用するための手順を知りたい」
と思うことはありませんか?
外壁塗装を依頼するときは費用がかかるため、少しでも費用を抑えたいですよね。
では、愛知県内の市区町村で利用できる外壁塗装の助成金や補助金はあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 愛知県内で外壁塗装に助成金・補助金がおりる市区町村
- 外壁塗装で助成金・補助金を受け取るための条件
- 外壁塗装で助成金・補助金を受け取るための手順
について詳しく解説します。
この記事を見れば、愛知県内で外壁塗装に助成金・補助金がおりる市区町村や申請手順が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
愛知県で外壁塗装に助成金・補助金がおりる市区町村6つを紹介
ここでは、愛知県内で外壁塗装の助成金がおりる市区町村6つを紹介します。
- 愛知県豊川市
- 愛知県犬山市
- 愛知県新城市
- 愛知県扶桑町
- 愛知県東栄町
- 愛知県豊根村
それぞれの市区町村の助成金について詳しく解説していきます。
1.愛知県豊川市の助成金・補助金制度
愛知県豊川市では、住宅リフォーム工事費補助事業という制度名で補助金を受け取れます。
住宅リフォーム工事費補助事業では、工事費用の20%の金額を上限20万まで支給する事が可能です。
住宅リフォーム工事費補助事業を利用する条件としては、以下の4つです。
- 豊川市内の業者を利用する事
- 住民税や所得税等の税金の滞納がない事
- リフォームが豊川市の耐震改修補助事業に併せて行うリフォームである事
- 工事にかかる費用が10万円以上である事
助成対象工事の例の中に、外壁の貼り替え、塗装も含まれるので外壁塗装の費用も助成金の対象になります。
※期間は2022年現在、令和3年5月10日(月曜)から令和3年12月24日(金曜)までとなっています。その後については、自治体にお問い合わせください。
2.愛知県犬山市の助成金・補助金制度
愛知県犬山市では、犬山市住宅リフォーム補助金という制度名で補助金を受け取れます。
犬山市住宅リフォーム補助金は、工事費用の20%の金額を上限10万円~30万円か最大20万円の補助金を支給する事が可能です。
この制度を利用する条件としては、以下の5つです。
- 犬山市内の業者を利用する事
- 住民税や所得税等の税金の滞納がない事
- 本人または配偶者が40歳以下である事
- 総工事費が30万円以上である事
- 3年以上継続して居住する事
同居か同居以外で条件が異なります。
3.愛知県新城市の助成金・補助金制度
愛知県新城市では、耐震改修時省エネ住宅改修支援事業補助という制度名で補助金を受け取れます。
耐震改修時省エネ住宅改修支援事業補助は、工事費用の50%の金額を上限20万円までで補助金を支給する事が可能です。
この制度を利用する条件としては、以下の5つです。
- 新城市内の業者を利用する事
- 住民税や所得税等の税金の滞納がない事
- 工事の際に耐震改修をする
- 遮熱・断熱塗装をする事
- 木造住宅である事
※現在の詳しい制度についは、自治体へお問い合わせください。
4.愛知県扶桑町の助成金・補助金制度
愛知県扶桑町では、扶桑町環境に優しい住宅改善促進事業補助金という制度名で補助金を受け取れます。
扶桑町環境に優しい住宅改善促進事業補助金は、工事費用の10%~20%の金額を上限10万円~20万円までで補助金を支給する事が可能です。
扶桑町環境に優しい住宅改善促進事業補助金を利用する条件としては、以下の4つです。
- 扶桑町内の業者を利用する事
- 住民税や所得税等の税金の滞納がない事
- 工事の際にかかる費用が10万円以上である
- 補助金の申請をする前に工事に着工していない
補助のタイプは3種類に分かれていますので、どれに該当するかは自治体へお問い合わせください。
5.愛知県東栄町の助成金・補助金制度
愛知県東栄町では、住宅リフォーム補助事業という制度名で補助金を受け取れます。
住宅リフォーム補助事業は、工事費用の20%の金額を上限10万円までで補助金を支給する事が可能です。
住宅リフォーム補助事業を利用する条件としては、以下の4つです。
- 東栄町内の業者を利用する事
- 住民税や所得税等の税金の滞納がない
- 工事の際にかかる費用が10万円以上である
- 補助金の申請をする者が東栄町に居住し、住民登録もしている
※完了後に実績報告書を令和4年3月18日までに提出できることが条件となっているため、その後の制度については自治体へお問い合わせください。
6.愛知県豊根村の助成金・補助金制度
愛知県豊根村では、新築リフォーム補助金という制度名で補助金を受け取れます。
新築リフォーム補助金は、工事費用の3分の1の金額を上限25万円までで補助金を支給する事が可能です。
また、申請する者が55歳以下の場合は、そこから更に15万円を支給して貰う事が出来ます。
新築リフォーム補助金を利用する条件としては、以下の3つです。
- 豊根村内の業者を利用する事
- 住民税や所得税等の税金の滞納がない
- 工事の際にかかる費用が30万円以上である
※2022年2月現在は終了しております。
外壁塗装で助成金・補助金を受け取るための5つの条件
外壁塗装で助成金・補助金を受け取るためには、以下の6つが必要になります。
- 外壁塗装の工事着工前に助成金・補助金制度を申請する
- 住民税などの税金を滞納していない
- 各自治体で定められた地域の業者で外壁塗装工事を行なう
- 助成を受ける回数が制限内であること
- 「遮熱・断熱塗料」の使用が条件の場合もあるため確認する
それぞれの条件を詳しく解説していきます。
1.外壁塗装の工事着工前に助成金・補助金制度を申請する
外壁塗装に対しての助成金制度を利用するためには、まずは外壁塗装の工事着工前に申請しましょう。
申請は、各自治体の窓口に申請をしなければなりません。
着工前に必要書類に記入し、提出します。
必要な書類は各自治体で異なりますが、以下のような書類を揃えることが多いです。
- 補助金交付申請書を町役場産業環境課より入手
- 案内図・平面図、工事箇所がわかる図面などの計画書
- 見積書
- 建物登記事項証明書(またはそれに代わるもの)
- 工事を施工場所・建物の画像
- 調査同意書(納税状況の確認のため)
- 省エネ効果など住宅の機能向上が明らかになる書類
- 関連補助事業と同時に申請する場合はその決定通知書の写し
書類提出が完了したらそこから審査があり、問題がなけれな「決定通知書」というものが発行されます。
そこから発注へと進み工事が開始されるという流れとなります。
2.住民税などの税金を滞納していない
行政からの助成金制度であるため、実施している地域に住んでいることが大前提です。
合わせて、住民税や固定資産税などの税金を滞納していないかどうかも利用条件として定められています。
滞納していないことを証明する書類として、前年度分の納税証明書の提出を求められます。
また、自治体によっては「三世代で同居・近居するための住宅取得等の補助金制度」を実施しているところも。
その場合は、親世帯子世帯ともに、税金の滞納がないことが必要条件となっていますので、税金の支払いに関しては厳しくチェックされます。
もし、滞納してしまっている、という場合には助成金の申請前に、すべて支払いを済ませておくことをお勧めします。
3.各自治体で定められた地域の業者で外壁塗装工事を行なう
外壁塗装の助成金制度を利用するためには、その市区町村内の施工業者を利用することが条件として定められています。
愛知県の場合は、例外なく助成制度をもつ全ての自治体が市区町村内の塗装業者を利用することが条件です。
これは、地域の経済活性も目的に一つされているためです。住居の市区町村外の業者では、対象外となってしまいますので、塗装業者に目星がついていた場合も今一度しっかりと確認するようにしましょう。
用意する書類は複数ありますので、手元に用意するためにはそれなりに時間がかかります。せっかく時間をかけて書類を用意しても、いざお願いしようと思った塗装業者が助成金の対象外であったら意味がありません。
事前にしっかりと準備をしたうえで、申請を行うように気を付けましょう。
4.助成を受ける回数が制限内であること
外壁塗装の助成金制度は、自治体によっては回数に制限があります。
そのため、事前に回数の制限を確認しておきましょう。
条件は、以下のようなケースがあります。
- 建物につき1回限り
- 前回の工事から1年以上経過
多くの自治体は、建物につき1回限りのケースが多いです。
5.「遮熱・断熱塗料」の使用が条件の場合もあるため確認する
助成制度の利用条件として、ただリフォームを目的とした外壁塗装だけでは、支給対象外となってしまう場合もあります。
なぜかと言うと、助成制度がエコ・省エネ化工事を目的としている場合、「遮熱塗料」または「断熱塗料」を使用した工事が対象となるからです。
例えば、扶桑町では「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業補助金」を行っており、この場合遮熱または断熱塗料を使い、外壁塗装をした場合に通常の塗料よりも、助成率・上限額が高くなります。
また、新城市では、「遮熱」「断熱性能」のある外壁塗装のみが助成対象といった条件です。
「遮熱・断熱塗料」を使うことにより、室内温度を快適に保ち、夏場・冬場の電気使用量を抑えるという効果も期待できます。
愛知県の外壁塗装の助成金・補助金の申請の6つのステップ
外壁塗装の助成金・補助金を申請するためには、以下の6つのステップを踏んでいく必要があります。
- 事業者から外壁塗装の費用見積もりを取る
- 申請する各自治体のサイトから必要書類を入手
- 申請する各自治体へ必要書類を提出
- 審査結果の連絡を待つ(2~3週間後)
- 外壁塗装の契約・工事を行なう
- 実績報告書と請求書を提出する
それぞれの手順について解説していきます。
1.事業者から外壁塗装の費用見積もりを取る
外壁塗装の助成金や補助金を受け取るためには、前提条件や申請の時期を間違えないようにするのが大切です。
とくに申請をする際には、殆どの場合で業者の工事見積書が必要になります。
このときの見積もりでは、可能であれば相見積もりを3社ほど取っておくと自分にあった業者を選択できます。
見積もりを取得するにはある程度の時間が必要になってくるので、まずは見積もりの依頼からスタートをするのが良いでしょう。
2.申請する各自治体のサイトから必要書類を入手
助成金を申請するにあたって、自治体に書類を提出する必要があります。
必要となる申請書類は各自治体のHPでダウンロードが可能です。愛知県内の大体の自治体では各HPの、組織情報やくらしのページ関連に必要書類について書かれています。
一般的には下記で記載する書類が必要になることが多いのですが、各自治体によって差異がありますので、詳細は各自治体に確認してください。
- 本人確認書類の写し(住民票、運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 前年度分の市税納税証明書
- 見積書の写しや領収書
- 平面図や立体図
- 登記事項証明書(発行日から3ヶ月以内)
- 助成金申請書
- 施工前後の写真
- 塗料の出荷証明書
税金の滞納があると対象外となるため、事前に支払いを済ませておきましょう。
3.申請する各自治体へ必要書類を提出
必要な書類をすべて用意したら、いざ提出をしていきます。
基本的には、各自治体の窓口もしくは郵便にて発送をすることで提出が完了します。
ただし、自治体の中には郵送がNGの場合もあるので、窓口まで持っていくか事前に提出方法を調べておきましょう。
また、必要書類に不備等があった場合、窓口で発覚すれば用紙をすぐに手に入れられたり、住民票の写しを役所でそのまま貰えることから窓口で申請するほうが郵送より確実です。
郵便では配送されるまでの日数がかかることや、万が一紛失される場合があることも念頭に置いておくと良いかもしれません。紛失については、普通郵便よりは料金がかかりますが書留などで送ると安心です。
4.審査結果の連絡を待つ(2~3週間後)
必要な書類をすべて提出したあとは、審査結果の連絡が来るのを待ちます。
審査の結果、補助金の交付が決定すると、交付決定通知書が送られてきます。結果が通知されるまでは自治体にはよりますが、約2〜3週間かかります。
また、多くの自治体で先着順になっています。 募集は新年度から始まるので、なるべく早く応募することが大切になります。
ここで注意しなければならないのは、交付決定前に工事を着手してしまうと補助の対象ではなくなってしまうことです。
工事の内容に変更などが発生する場合は、その事実が発生してから14日以内に変更の申請書を提出しなければなりません。
また、この申請による審査結果の変更が生じた際には変更交付決定の通知書が再度届きます。
5.外壁塗装の契約・工事を行なう
実際に通知書が届いた後に契約・工事に着手していきます。
見積もりも提出し、審査が通過していることからよほど大丈夫だとは思われますが、実際に工事に移る前に再度確認をしておくのが確実です。
遮熱塗料や、断熱塗料は一般的なシリコン塗料に比べコストが少し割高にはなりますが、省エネリフォーム工事として重視されており、要件に入っている場合が多いためしっかり確認しておくことが大切です。
また、工事の途中経過や完了の記録写真が必要な自治体もありますので、改めて何が必要なのか要項を確認しておくことが大事になります。
6.実績報告書と請求書を提出する
工事が無事に終了した暁には、実績報告書と請求書を提出していきます。
実績報告書の提出は工事から1ヶ月〜2ヶ月以内のところが多いので、なるべく早めに提出できるようにあらかじめ準備しておきましょう。
添付書類として、
- 工事代金の領収書(申請者名義になっているもの)
- 工事中・工事完了後の写真
- 工事完了報告書
などが必要となってきます。
また添付書類も自治体によって差異がありますのでしっかりと調べておくことをおすすめします。
実績報告書通りの施工が確認されると、補助金確定の通知が来るので、その後に補助金請求書を提出していく必要があります。
すべてをしっかり提出すると約2週間〜1ヶ月程度で指定の口座に助成金が振り込まれます。 不備等が発覚すると振込が遅れることがありますので、注意が必要です。
外壁塗装で助成金をもらうための注意点を紹介
助成金制度の申し込みに関しては、予算が決まっているため、多くの場合先着順または抽選制度を用いていることが多数です。
そのため、外壁塗装を予定しており、助成金制度利用を検討している場合は、迅速に取り掛かる必要があります。
申請の書類作成や、見積もりなどに思ったよりも時間がかかってしまう、ということが少なくないためです。
ほとんどの自治体が新年度から助成金の募集を開始しますので、申請したい時期についても予め予定しておくとよいでしょう。
また、必要書類や条件に関しては、まず自治体のホームページを確認しておくとスムーズです。
申請書自体は、ホームページ上から印刷が可能となっていますので、窓口に取りに行くよりも手間を省けます。
まとめ:助成金や補助金を活用して賢く外壁塗装
今回の記事では、愛知県内の外壁塗装の助成金や補助金がおりる市区町村について解説してきました。
お住まいの地域で助成金や補助金がある場合は、有効活用していきましょう。
以下、今回の記事のまとめです。
- 外壁塗装の助成金や補助金を申請するためには条件を満たす必要がある
- 手続きは自治体の申請手順に合わせて行っていく
- 予算が決まっている制度が多いため、先着で申し込みをするのがおすすめ
尾張旭市、長久手市、瀬戸市、名古屋市守山区のお客様はもちろん愛知県内の外壁塗装でお困りの際は、いつでもお気軽にリメイクホームへご相談ください。