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長久手市で外壁塗装工事を施工させて頂いたお宅が完成しましたので今日はそちらをご紹介したいと思います。
施工情報
BEFORE
AFTER
| 工事内容 | 外壁塗装・ベランダ防水 |
|---|---|
| 使用塗料 | 外壁：プレミアム無機 ベランダ防水：ウレタン防水通気緩衝工法 |
| 築年数 | ２５年以上 |
工事のきっかけ
こちらのお客様はいつも当社のお仕事を手伝って下さる業者さんからのご紹介で築25年間一度もお手入れをされていないお宅様でした。
お客様は塗装の知識がなく、チョーキングをすごくしているのにまだ家が綺麗に見えるとのことでまったくご検討もされていませんでした。ところが当社の協力業者さんとは懇意にされているということもあり、その職人さんが是非紹介したい業者があるということをお客様に伝えてくださったそうで、検討するきっかけになったそうです。
建物調査時
実際現場調査にお伺いしたときはクラックも多くてチョーキングもひどく雨漏りまでしていました。
これは私達業者も良く思うことですが、お客様は自分の家のことを分かっているようでわかっていなくて、雨漏りしていることも気づくことが出来ない方がほとんどなのです。
私は工事を検討しているしていないにかかわらずまずは定期的に点検をしてもらうことが本当に大切だと思います。もちろんただ点検という名の点検ではなく有料に近いレベルでの診断がベストだと思います。
業者の中には建物の点検は無料だからとそれほど親身にはみてくれないことが多く、経験値も少ない担当者が来ることもあります。また点検に来ても客様が「そこは問題ない」という言葉をそのまま鵜呑みにしてしまう担当者も多くいますので、そこまで見なくていいよってくらい見てくれる業者に当たるまでは複数社にお願いしても良いかもしれませんね。
当社では無料でそこまでは見なくていいよと思われるくらい点検します。是非一度お声の方かけてみてください。
もちろん工事をすることになった後も定期点検は行っておりますので、安心してお付き合いして頂けると思います。
建物調査時についてはこちらをご覧ください。
施工の様子
本題に戻りますがこちらのお客様は色々な事情で一回の塗装が長く持った方が良いということで無機系の塗装をご提案させて頂きました。
敷地にログハウスもありそちらも雨漏りしているということで色々工事のメニューが膨らんでしまった為全部が全部は出来なったのですが、外壁塗装 ベランダ防水 屋根塗装 雨どい交換 ログハウスの塗装を受注しました。
実際の塗装工事における施工内容についてはまずモルタル外壁のクラック（ひび割れ）が多かったので、シーリングの職人さんに目地のクラック処理から行いました。
モルタルには亀裂誘発目地といって一定間隔で壁に筋を設けてわざとそこにひび割れが集まるように施工をします。
改修工事の際はこの亀裂誘発目地にはシーリングをしっかり充填してモルタルにひび割れが入らないように対策することが良いとされています。
施工前
接着材塗布
シーリング打設
仕上げ
施工後
シーリング処理が終わった後は亀裂誘発目地以外に入ったひび割れの補修です。亀裂誘発目地以外のひび割れについては、外壁に入っているひび割れの上からシーリングをする業者さんが多くいますが、そのやり方は言葉を選ばずに申し上げると間違えています。
正しくはモルタルのひび割れをグラインダーを使って、削りそのひび割れの中あるひび割れをシーリングで補修します。更にシーリングは紫外線で痩せてしまうので上からモルタルで覆いシーリングが表面に露出しないように施工します。
こうすることで長持ちする下地が形成されるので、長期間補修が必要ない状態になります。仮にひび割れの上からシーリングで補修しただけの場合だとまた同じ個所からひび割れが入ってきますしシーリング充填が薄くなってしまうことから耐久性を維持することが難しくなってしまいます。
外壁塗装工事では下地処理が本当に大切になります。覚えておいていただけると幸いです。
ひび割れ施工前
Vカット
シーリング打設
ヘラ押え
モルタル塗り
ひび割れ補修完成
これらの作業が全て完了して初めて塗装工事に移ることが出来る状態になります。
塗装に関してはお客様のご意向が今と同じ見た目の色に塗るということでしたので、しっかり打ち合わせを行い既存の色と同色を選定して塗装工事をしました。
下塗り
中塗り
上塗り
最後にベランダについては工事開始後に雨漏りしていることをお客様から教えて頂きました。
お客様もお気付きではなかったようで、バルコニーの下の部屋から雨漏りしている形跡を工事後に発見されたようです。私は調査の段階から疑っていたので、提案させて頂いたのですが、お客様から防水の提案をお断り頂いていたらと思うとぞっとしますね。
工事内容はウレタン防水の通気緩衝工法という工法で施工をしました。
通気緩衝工法は今では当たり前になってきましたが、なかなか普及せずに色々なお宅で通気しないことが原因の不具合が生じていました。当社はウレタン防水を行うときはほぼこの工法での作業をご提案させて頂いております。
今まで起きていた問題を発生させない画期的な工法で価格は高くなりますがお勧めです。
詳しくはリメイクホームにお問い合わせください。
最後になりますが、防水施工後に水を撒く点検もサービスで行い問題がないことをお客様にも確認いただいてここまでやってくれてしかも綺麗に仕上げてくれて本当に満足ですと言って頂きました。
この度は誠にありがとうございました。
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