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外壁塗装3回塗り?外壁塗装4回塗り?[尾張旭市・瀬戸市]

 

今回、外壁塗装工事の塗り回数は何回塗装するのがベストなのか?についてをお伝えできればと思います。

外壁塗装は10年に1度を目安に行うように言われている工事で、建物の美観や外壁材の劣化を抑制する目的で行います。そこで業者さんに相談すると「うちは手塗りで3回塗りをします。」と言われることが多いのですが、それが良いのか悪いのかすらお客様には分からないと思います。今回、私の方で何回塗装するのが良いのかお答えさせて頂きます。

結論から言うと3回以上塗装することがベストです。

内訳は、下塗り(プライマー)・中塗り(主剤)・上塗り(主剤)と1回目以降は使用する塗料が違います。中には下塗り2回の上塗り2回や下塗り1回・上塗り3回等の方法で4回塗りをすると言う業者さんもいます。当社は下塗り1回上塗り3回塗りの4回塗装を推奨しております。理由は後で説明します。

ではそれぞれのメリット・デメリットについてご説明させて頂きます。

 

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外壁3回塗りと4回塗りを比較

3回塗りについて

基本的にメーカーのカタログの裏面に記載のある仕様書と呼ばれる説明書には下塗り1回・上塗り2回と書かれていますので3回塗りでも十分であることが言えます。

メリット

・公式では3回塗装の記載がある。メーカーの作った仕様書(説明書)通りなので安心。

デメリット

・外壁の模様や塗装する素材によっては塗料を吸い込んでしまったりして仕上がりが悪くなる場合がある。

・凹凸が激しい外壁材だと凸部に十分な塗料が付かない為、透けやかすれが出る。

こちらの写真は下塗り1回、上塗り2回を終えた写真です。↓ このように写真で見ても綺麗に塗装できているように見えます。

でも拡大してみるとどうでしょう。↓

凸部に黒い影が見えています。こちらの影は、下地が見える状態です。メーカーの仕様書では下塗り1回上塗り2回塗装とされていますが、現場で実際に職人が無機尺で塗装してもこのように凸部の頭が透けることが多々あります。もちろん模様や色によってはしっかり仕上がることもありますが、この仕上がりで良いのでしょうか?

メーカーに相談すると耐久性にはこれでも問題はないとのことです。

???本当かな???

4回塗りについて

メリット

・塗装回数が1回多い為、塗膜が通常より多く塗膜が付き仕上がりがよくなる。

・塗装の対象物が塗料を吸い込んでもムラなく仕上がる。

こちらの写真は4回塗りを終えた後の写真です。↓ こちらも綺麗に塗装されています。

拡大してみた写真がこちらです。↓ こちらの4回塗りは凹凸部も綺麗に塗装されています。

ここだけ見ると4回塗装の方が良いのではないかと思われます。しかし4回塗りのように塗装回数が多いとそれなりにデメリットもあります。

次はそれについてご説明させて頂きます。

デメリット

・金額が高くなる。

・工期が長くなる。

・上塗り3回は公式ではない。

例えば中には塗膜が厚くなるので厚化粧と同じで割れることが想定されます。という不安を煽る業者も存在します。

4回塗装は本当に不安なのか・・・

これについては反論の余地があります。それは厚塗りと言っても外壁サイディング用に開発されている塗料というのは”薄膜仕上げ塗料”と言って塗膜が薄くても耐侯性が期待できるという塗料が採用されることがほとんどで、”薄膜仕上げ塗料”の塗膜の厚みは3回塗装で0.07㎜程度と言われています。0.07㎜に+1回多く塗装して本当に厚塗りと言えるのでしょうか?参考までに”弾性塗料”という仕上げ塗料の場合は1.5㎜程度・”厚膜仕上げ塗料”においては3㎜~5㎜程度の厚みが付きます。

更に細かく説明させて頂くと、”薄膜仕上げ塗料”の仕様書には1平方メートル当たり0.24㎏~0.3㎏の塗料を塗装する必要があると記載があります。”弾性塗料”の場合は0.5㎏程度・”厚膜仕上げ塗料”においては1平方メートルに3㎏程度必要になります。”薄膜仕上げ塗料”の10倍ですね!!厚塗りすると割れるというのは”厚膜仕上げ塗料”を1平方メートルに7㎏も8㎏も塗装した場合や乾燥時間を守らずに、一度に多くの塗料を塗装し塗料が垂れる程塗装をした場合です。

それに万が一、色を塗り間違えたり、お客様の希望で仕上がった後に色を変更することがあった時に塗膜が厚くなるので塗り直しは出来ないということになってしまいます。そんなことをいう業者は聞いたことがありません。

余談ですが高級車の塗装においては吹付けで5回ほど塗装します。

          表

現場で働く職人に意見を聞くと凹凸のある外壁を”薄膜仕上げ塗料の仕上げ2回塗り(合計3回)の塗布量で綺麗に仕上げるのは絶対無理とうい意見も多く聞きます。特にサイディングで劣化が少ない場合は塗料のノリが悪くローラーが滑ってしまい上塗りを2回しても材料が既定缶数より余ることがほとんどです。既定缶数を使い切る為には場合によっては上塗りを3回行わなければならないケースも出てきてしまいます。

 

※薄膜仕上げ塗料仕様書↓(パーフェクトトップ/日本ペイント)

※厚膜仕上げ塗料仕様書↓(セラキャスト/山本工業)

 

当社が4回塗装を推奨する理由

当社が下塗り1回上塗り3回塗りを推奨する1番の理由は「仕上がりの綺麗さ」です。しかも誰が塗装しても凸部の透けを消すことが出来ます。上塗り2回塗装でも俺なら綺麗に出来るという職人さんも中にはいると思います。それには大変な技と丁寧さと心意気が必要です。昨今職人さんになりたいという志望者が少なく、人手不足の世の中でそれを一人一人に臨むのは難しいと私は考えます。もちろん当社の職人は10年以上経験のある熟練工ばかりですが、これから会社を大きくし当社のサービスをたくさんのお客様に受けて頂く為には、人を育てなければなりません。人を育てる過程では全ての現場に熟練工を当てるのは厳しいと思います。そこで大事になるのはマニュアルだと考えています。誰でも綺麗に仕上がり良く塗装するには4回塗装がベストです。当社は上記の理由で4回塗装を推奨しています。もちろん外壁の種類や模様によっては3回塗装よりも耐久性が向上することもあり得ると考えられます。

 

ただ誤解して頂きたくないのは下塗り1回上塗り2回塗りがダメということではありません。下塗り1回上塗り2回塗りでも1回あたりの塗装に凄い時間をかけて丁寧に塗装をすれば角が透けることを多少抑制することは出来ます。しかし企業の利益を考えたり、熟練の職人さんが丁寧に塗装してくれない場合も想定されます。全ての塗装職人さん3回塗りで透けることがなく仕上げえるのは難しいのが実際のところです。また、安さを売りにしている業者さんではいかに早く仕上げるかが勝負になるためこのような綺麗な仕上がりは不可能ということが考えられます。

まとめ

外壁塗装において認知度が高い3回塗りでも十分と考えます。しかし4回塗りの方が仕上がり面では綺麗なことは確実です。結局のところ私はどちらでも問題はないと思いますが、外壁の模様や色によって柔軟に考えるべきかと思います。どちらが良いとか悪いとかではなく丁寧に仕上げることに意味があり、しっかりお客様の為になる提案をすることが大事だと考えます。当社としては企業の利益のことを考え、工数や材料は減らしたいという気持ちは十分に理解できますが、10年や20年に一度行うか行わないかいう工事で手を抜くのはもったいないと思うので3回塗りではなく全ての業者さんに誰でも綺麗に塗装出来る4回塗りを行って頂きたいと思います。そうすれば塗装業が手抜きの業界やクレーム産業と言われることも減るのではないかと思います。

 

ショールームでは目で見てわかるサンプルが展示してあります。ショールームへお越し頂き、実際にご覧頂き確認してみてください。

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対応可能エリア:
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